はじめてのバイクCB400SFには思い入れがあります。
現行バイクがどんどん廃止していく中で生き残っているCBシリーズ。嬉しい限りです。
そして、きたる2021年3月。CB1300が新しくなって市場に参入!
公式サイトでも新モデルの情報が掲載されています。
ホームページを見ていると今度のCB1300は
・スロットルバイワイヤシステムが搭載される
・スロットルバイワイヤによりライディングモードの選択が可能
・スロットルバイワイヤによりクルーズコントロールが使用可能
・クイックシフターが装着可能(純正オプション)
・グリップヒーターが装備されている
・USB TYPE-Cのソケットが装備されている
次世代のCB1300は電子制御モリモリで登場するようです!!
購入するならどれがいいんだ!
4種類をラインナップ
CB1300は通常のモデルとオーリンズなどの上位部品を搭載したSPモデル。
そしてそれぞれにSF:スーパーフォア(カウルなし)とSB:スーパーボルドール(カウルあり)の合計4種類がラインナップされています。
それぞれのモデルで2色ずつ。
これだけ並べられるとどれを購入しようか決められませんね笑。
しかも、通常モデルとSPモデルとでカラーが違うのはずるい!ブルーはSPモデルにしか採用されていないので、ブルーが欲しかったら値段が高くてもSPモデルを買わざるを得ません。
スペックについて
新CB1300の仕様
それぞれのモデルは、大きさや重量に微妙な違いはあるものの、それほど大きな違いではないので、私の記事でCB1300SFのスペックのみ記載いたします。
通称名 | CB1300 SUPER FOUR |
---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BL-SC54 |
全長×全幅×全高 (mm) | 2,200×795×1,125 |
軸距 (mm) | 1,520 |
最低地上高 (mm) | 130 |
シート高 (mm) | 780 |
車両重量 (kg) | 266 |
乗車定員 (人) | 2 |
燃料消費率(km/L) | 国土交通省届出値定地燃費値(km/h): 28.0(60)<2名乗車時> |
WMTCモード値(クラス): 17.2(クラス3-2)<1名乗車時> | |
最小回転半径 (m) | 2.7 |
エンジン型式・種類 | SC54E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒 |
総排気量 (cm3) | 1,284 |
内径×行程 (mm) | 78.0×67.2 |
圧縮比 | 9.6 |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 83[113]/7,750 |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 112[11.4]/6,250 |
燃料供給装置形式 | 電子式 <電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> |
始動方式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量 (L) | 21 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン |
変速比 | 1速:3.083 |
2速:1.941 | |
3速:1.478 | |
4速:1.240 | |
5速:1.074 | |
6速:0.967 | |
減速比(1次/2次) | 1.652/2.222 |
キャスター角(度) /トレール量(mm) | 25°00´/99 |
タイヤ | 120/70ZR17M/C(58W) |
180/55ZR17M/C(73W) | |
ブレーキ形式 | 油圧式ダブルディスク |
油圧式ディスク | |
懸架方式 | テレスコピック式 |
スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダブルクレードル |
細かな仕様が気になる方は、公式HPをチェックしてみてください。
新旧スペック
これだけでは少し情報不足ですね。
現行のCB1300SFと比較して違いがあるのかみてみましょう。
通称名 | CB1300 SUPER FOUR[2021] | CB1300 SUPER FOUR[2020] |
---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・8BL-SC54 | ホンダ・2BL-SC54 |
全長×全幅×全高 (mm) | 2,200×795×1,125 | 2,200×795×1,125 |
軸距 (mm) | 1,520 | 1,520 |
最低地上高 (mm) | 130 | 125 |
シート高 (mm) | 780 | 780 |
車両重量 (kg) | 266 | 268 |
乗車定員 (人) | 2 | 2 |
燃料消費率(km/L) | 国土交通省届出値定地燃費値(km/h):28.0(60)<2名乗車時> | 国土交通省届出値定地燃費値(km/h):26.8(60)<2名乗車時> |
最小回転半径 (m) | 2.7 | 2.7 |
エンジン型式・種類 | SC54E・水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 直列4気筒 | 水冷4ストロークDOHC4バルブ4気筒 |
総排気量 (cm3) | 1,284 | 1,284 |
内径×行程 (mm) | 78.0×67.2 | 78.0×67.2 |
圧縮比 | 9.6 | 9.6 |
最高出力 (kW[PS]/rpm) | 83[113]/7,750 | [110]/7250rpm |
最大トルク (N・m[kgf・m]/rpm) | 112[11.4]/6,250 | [12.0]/5500rpm |
燃料供給装置形式 | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> | 電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> |
始動方式 | セルフ式 | セルフ式 |
点火装置形式 | フルトランジスタ式バッテリー点火 | フルトランジスタ式バッテリー点火 |
潤滑方式 | 圧送飛沫併用式 | 圧送飛沫併用式 |
燃料タンク容量 (L) | 21 | 21 |
クラッチ形式 | 湿式多板コイルスプリング式 | 湿式多板コイルスプリング式 |
変速機形式 | 常時噛合式6段リターン | 常時噛合式6段リターン |
変速比 | 1速:3.083 | 1速:3.083 |
2速:1.941 | 2速:1.941 | |
3速:1.478 | 3速:1.478 | |
4速:1.240 | 4速:1.240 | |
5速:1.074 | 5速:1.074 | |
6速:0.967 | 6速:0.967 | |
減速比(1次/2次) | 1.652/2.222 | 1.652/2.222 |
キャスター角(度) /トレール量(mm) | 25°00´/99 | 25°00´/99 |
タイヤ | 120/70ZR17M/C(58W) | 120/70ZR17M/C(58W) |
180/55ZR17M/C(73W) | 180/55ZR17M/C(73W) | |
ブレーキ形式 | 油圧式ダブルディスク | 油圧式ダブルディスク |
油圧式ディスク | 油圧式ディスク | |
懸架方式 | テレスコピック式 | テレスコピック式 |
スイングアーム式 | スイングアーム式 | |
フレーム形式 | ダブルクレードル | ダブルクレードル |
2020年モデルのスペックについてはこちらのサイトを参考にさせていただきました。
新旧で比較してみましたが大きな変更はなさそうです。
エンジンの性能が少し変わっている程度です。
電子制御が搭載されるというところ以外は一緒みたいです。
価格差
4種類のモデルそれぞれ値段が異なります。
下の表のように、CB1300SFを基準として少しずつ値段が上がっています。
税込価格(円) | 通常モデル | SPモデル |
CB1300SF | 1,562,000 | 1,936,000 |
CB1300SB | 1,672,000 | 2,046,000 |
CB1300SB SPを選ぶと200万を超えてきます。高いなぁ。
次にCB1300SFを基準として各モデルの価格差を比較してみます。
価格差(円) | 通常モデル | SPモデル |
CB1300SF | ー | 374,000 |
CB1300SB | 110,000 | 484,000 |
通常モデルとSPモデルとでは374,000円の違いがあります。両モデルの差は、
・デザイン
・フロントサスペンションとリアサスペンションがオーリンズ製
・フロントブレーキがブレンボ製
・シートのステッチがSP専用
お金に余裕があるのであればSPモデルを買いたくなりますよね!
個人的にデザインはSPモデルの方が好きだし、ネイキッドバイクなのでオーリンズやブレンボのロゴがしっかりと見えるところも所有欲を駆り立てます!
さぁどれを買う!?
果たしてこの4種類からどれを選ぶのが一番良いのか!?
これからあれこれ書きますが、
俺はこのバイクに惚れたんだ!!!!というモデルがあったらそれです!
それが正解です笑
私は今ZX-14Rに乗っていますが、惚れたバイクです。今でも大好きです笑。
ですので、惚れたバイクに乗るのが一番愛着わくとおもいます。
そうではなく、CBは検討しているけどどのモデルがいいかわからない。
という方はもう少しお付き合いいただければ嬉しいです。
どう選ぶ?
CB1300を選ぶにあたり大切なことは、基準はCB1300SFからのスタートして、自分にはどこまでアップグレードが必要かを考えて決めていくのがスムーズだと思います。
考えることは、
・カウルつきのボルドールにするか
・足回り最強のSPモデルにするか
この2つですね!
SFかSBか
まず第一のステップはSF(スーパーフォア)にするかSB(スーパーボルドール)にするか。
両者の違いは明白です。SFはカウルがない。SBはカウルがある。
この違いについて詳しく解説してくれている動画がありましたので紹介させていただきます。
CB400の動画ではありますが、SFとSBの違いについて詳しく解説してくれていました。
違いについて簡単にまとめさせていただきますと、
SBを選ぶメリット
・カウルがあるので防風効果絶大。直進巡航、高速巡航が楽。
・SFとSBではミラー位置が異なり、SBの方が視界移動が少なくて楽。慣れもあるが。
・カウルに小物を入れるスペースがある。
・何らかの増設で生じる配線をカウルに隠しやすい。
SBを選ぶデメリット
・SBは重い。先端に重量物があるので曲がりで切り込んだ時に重さを感じる。
・バイクのひらひら感はSFより劣る。
自分がどういう走りをしたいかによってSFにするかSBにするかが分かれるのかと思います。
長距離ツーリングを快適にしたいのであればSB。
バイクをひらひらと倒したい、風をダイレクトに感じながら走りたいのであればSFというかんじでしょうか。
少し私の話をさせていただきます。私はCB400SFに乗っていました。もちろんカウルなし。
理由は単純明快。
カウルなしの方が、ネイキッド!!って感じでかっこいいから。
ただし、カウルなしだと…高速巡航が辛い。
80km超えたあたりからキツかったの覚えています。
それからCB400SFを手放し、今はZX-14Rというフルカウルバイクに乗っていますが、風が全然あたらない。高速巡航楽!!
長距離ツーリングアンド高速巡航にカウルがこんなに必要だと思わされました!
また、新しいモデルではクルーズコントロールがつくことで巡航が楽になります。それを最大限に活かすのであればSBを選択する方が組み合わせとしては良いと思います。
個人的には1日で200〜300km以上走行されるかたはカウルありの方が良いんじゃないかなと思います。
通常モデルかSPモデルか
そしてSPにするかどうかですね!
通常とSPの違いは前述のとおりですが、再度記載いたします。
・デザイン
・フロントサスペンションとリアサスペンションがオーリンズ製
・フロントブレーキがブレンボ製
・シートのステッチがSP専用
CB1300SFのSPモデル試乗記事をご紹介させていただきます。
記事を拝見させていただきましたが、パーツが上級になると走りの質が格段と上がるようです。
具体的には、オーリンズサスペンションのおかげで道路の継ぎ目による衝撃をほとんど感じない。
ブレンボブレーキのおかげで感度が良く、微調整ができる。
まるで空飛ぶ魔法のじゅうたんのよう。と書かれていましたが、その走りは非常に気になります!
通常のモデルと差額374,000円とかなり差があるのですが、非常に気になるモデルです。
くまが買うなら
CB1300SF通常モデルを購入します。
SFを選ぶのは、やっぱりネイキッドと言ったらこのスタイルでしょ!!というのを譲れないからです。
SBよりもSFのスタイルの方が断然好きだから。
SFは走行風がきついし疲れることも重々承知ですが、80〜100km/hくらいの巡航ならカウルなしでも耐えられるし、自分の好きなスタイルのバイクに乗りたい!
そして迷うのはSPモデルにするかどうか。
お金が余っているなら迷うことなくSPを選びたい!
ですが、374,000円という価格差は正直大きすぎます。125ccのバイクがもう1台買えます。
374,000円あれば装備品や撮影機材など全て揃えてもお釣りが来るくらいなので、私ならそちらに資金を回すことを考えます。
CBはやっぱり魅力的
熱く語らせていただきました。
やっぱりCBはかっこいいですよね!
今は手放してしまいましたが、今でもCBは大好きです。
果たしてどんなバイクに仕上がってくれるのか。今から楽しみですね!
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。
くまでした。
それでは!
バイクの始まりはCB400SFだったくまです。